VolksWagen_レストア日記
& '55OVALで日本旅
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1955年式 Volks Wagen Type-1


まずは、旧塗膜を剥ぎ取ることからスタートです。当然のようにサビはあらゆる個所で発生していました。塗膜を剥がすと、車の修復歴が判明します。画像中央上あたりに数か所お灸をすえたような跡がありますが、これが鈑金した個所です。赤茶色の塗料は補修時に施されたサーフェーサーだと思われます。



一部切り取って、内部の様子を確認すると、やはり、袋状になっている個所は鉄板自体が薄くなり朽ちてしまっているため、このままでは復元不可能です。このようにして、「鉄」の部分と「土」に還ってしまった部分を見極めるのもレストアの重要なポイントです。

リヤフードのレストア
これは、中古品のリヤフードです。年代が違う部品なので、若干形状が異なっているのですが、必要な箇所は下部分なので、移植するにあたっての問題はなさそうです。
まずは、必要な部分を大きめにカットします。ニブラー(エアーツール)を使用すると、複雑な曲線でも簡単にカットできます。
下が切り出した鉄板で、上のほうが、復元するフードの袋状になった裏側の部分です。この部分はあとで溶接する事になります。
切り取った部分を実際に合わせてみて、復元する側の切りしろをマーキングしていきます。
マーキングに沿って、復元する側をカットします。大きく切り過ぎても小さくなってもダメで、ライン上を正確にカットすることが重要です。
何度も合わせて微調整をし、位置を決めたら点付け溶接をします。
残りの部分を、鉄板に歪みがでないように気を配りながら全て溶接してしまいます。
最後に、ビード(溶接跡)を削り取れば表側の移植作業は終了です。
裏側ですが、あらかじめ袋状になってる部分はサビ止めの処理を施しておき、外していた裏側のパネルの位置合わせをして溶接します。この溶接跡に、さらにサビ止めの処理を施して、移植作業は完了です。


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