VolksWagen_レストア日記
& '55OVALで日本旅
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1955年式 Volks Wagen Type-1



新しい燃料パイプも、無事に通せましたので、お約束のPOR-15をハケ塗りしました。画像ではわかりませんが、まだこの段階では、フロアに無数のサビによる穴があいており全体的に鋼板も薄くなっているため、このままでは非常に危険です。



自動車のフロア補修というと、鋼板のパネル張り替え・溶接が一般的ですが、今回は、FRP樹脂によるフロアの補修をおこないました。上の画像は、敷き詰めたガラス繊維の上から樹脂を流し込んでいるところです。



樹脂が透明なため、画像では非常にわかりづらいですが、手前側(助手席側)と奥の後方でバッテリーが置かれる場所(痛みが激しい部分)に、FRPによる補修を施しています。通常の補修箇所でガラス繊維2枚分、薄くなっている箇所には3枚分使用しました。



樹脂で補修するなんていう方法で大丈夫なのだろうか?という疑問があるかと思いますが、実は自動車でFRPを採用している車はたくさんあります。プレジャーボートのような小型船舶やヨットなどは、ほとんどがFRPボディです。つまり、強度の面ではまったく問題ありません。さらに将来的に発生するかもしれないサビの問題についても、元の鋼板部分は前工程において、しっかりとPOR-15を塗っていますのでこれも心配する材料にはなりません。

※追記:原稿を加筆している現在(レストアから12年経過)に至るまで、PORとFRPで補修を施した箇所に、サビの再発はありません。


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