サビキラー

正式名称は 水性サビ転換塗料サビキラープロ です。いわゆる 赤サビ(酸化鉄) に塗布することで、意図的に鉄の表面に酸化膜をつくってやり、その膜でサビから保護するというのが原理のようです。昔から販売されている商品ですので、何度か使用したことがあります。
 
サビキラーは1回の塗布では ハケすじ が残ってしまうので キレイに塗ろうとした場合は 時間を空けて2回以上の重ね塗りが必要です。また 乾燥後の塗膜の耐久性には 若干の不安要素が残ります。説明書きにも「下地調整剤のため 原則 上塗りをしてください」と記載があるくらいです。もちろん サビの再発を防ぐという能力は優れていますので、塗料というよりも 患部を治療するための薬品 という印象があります。
 

塗り易さ・塗膜の硬さ・遮錆能力 を総合的にみて 私は POR15 をよく使いますが、サビキラーを塗布した箇所に トップコートとして POR15 を塗布すれば 最強の遮錆コーティング になるのではないか? と探究心がわきましたので 一部のパーツはそのように塗りました。コストが掛かり過ぎるという デメリット は とりあえず考慮しないことにします(笑)。
 

サビキラー だけでなく塗料全てに言える事ですが、塗装前の 脱脂洗浄 はとても重要です。中性洗剤スチールウール を併用すると 洗浄と足付けが同時にできるのでおすすめです。クロームメッキされたパーツも 直接スチールウールで磨けばキレイになります。
 
バンパーブラケット や ナンバープレート台 などは POR15 を塗布すれば 完成 なので 仮組みをしておいて 一旦 倉庫に保管しておきます。ホイールは ボディ色とブラックの ツートーン に塗りますので 次の工程に進めます。
 
キャプスプリングのリベット打ちは、タイヤの位置と高さを固定するのが大変です。治具が高すぎるとタイヤがフラフラしますし 低すぎるとリベットが固定できません。身近にあるものを総動員してセッティングしました。
 

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