プライマーサフェイサー2

いわゆる プラサフ です。パテ補修後の細かな傷を埋めて表面を滑らかに整える サフェイサー としての重要性は言うまでもなく、塗料と対象物との付着性を高める プライマー の役割もとても重要です。大きく分けて(エナメル|ウレタン|アクリル|ラッカー)系に分類されますが、自動車補修やレストアには(エナメル|ウレタン)系の2液タイプが仕上がりの肉持ちや研ぎやすさに優れていておすすめです。また使用する シンナー には(速乾|標準|遅乾)タイプがあり、季節によって使い分けが必要です。真夏の季節に標準や速乾タイプを使用するとシンナーの揮発が早過ぎて塗り上がりがガサガサになってしまいます。
 

このタイプの缶入り塗料を小分けにする時には、攪拌棒 でよく混ぜた後に カンロ杓子 で必要な量だけ取り出します。アジテーターカバー という専用の攪拌器も存在しますが プロフェッショナル向けです。主剤 200g を取り出した場合は硬化剤 40g を合わせます。この配合比は多すぎても少なすぎても失敗しますので計量は確実におこないます。調色配合をするのであれば もっと精度の高いはかりが必要ですが、そうでなければキッチン用のはかりでも問題ないです。
 
パテ修正した鈑金跡には シンナー の配合比を少なくして スプレーパテ として プラサフ を吹き付けます。気温が高いと通常のパテ同様に 硬化剤配合後 正常に使用できる時間が短くなるので 事前の準備が重要です。気温25℃だと 可使時間は およそ1時間です。
 
広範囲に塗布する場合は 大きめの柄杓 があると便利です。おそらく「ずんどう」からスープを取り出す用の柄杓です(笑)。もちろん アジテーターカバー があれば必要ありませんが、柄杓だと 洗浄すれば 他の色の塗料缶にも使えるので エコであり DIY向きです。
 
小分けに使用した柄杓には 原液が大量に付着するので、硬化剤を配合する前に 希釈用シンナー で洗浄しておきます。例えば 原液を 500g 取り出した場合は【 硬化剤 100g、シンナー 60g 】なので、その希釈用シンナー 60g で 柄杓を軽く洗い流しておくと 原液を無駄にする事なく なおかつ 洗浄の手間も省けます。
 
少しでも 塗布する時間を長くするため スプレーガンに入れる直前に硬化剤 を配合します。また カップに注ぐ際には ストレーナー で濾過しないと 最悪ノズル詰まり を起こします。DIYで 100枚入 は到底使いきれませんが、それほど高額な物でもなく 塗装失敗のリスクを回避するためには必須です。
 

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