内装

鈑金>塗装>磨き>外装>エンジンルーム まで完了しました。最後の仕上げは 内装 です。
 
ドア内張りの湿気対策として ブチルテープと ビニールシートで気密しておきます。地味で面倒な作業ですが これをしておかないと ドアパネルが湿気で反り曲がってきます。中に貼っているアルミシートはドアのビビりを抑えるための制振材です。もともと鉄板が分厚く頑丈なドアパネルなので あまり効果は体感できませんが VW純正においても アスファルトシート状の制振材が貼られていますので 全く意味のないものでもありません。
 
カーペットも 軽く清掃をして再利用しました。内装に関して今回は ほとんど手を入れておらず 将来の楽しみに取っておきたいと考えています。左側は 高年式サイドメンバーを丸ごと移植しているので T-1 ’72-’79 ヒーター吹き出し口を取り付けることができ 目立たない場所ですが お気に入りです(笑)。
 
床面に敷くためのゴムマットを裁断しています。走行中はエンジン音のほうが遥かに大きいので ロードノイズがどうこういうレベルの話では無いのですが あっても邪魔になるものでは無いので この機会に作成しておきます。
 
天井のクロスを貼る前に 断熱効果のある audio-technica製の ヒートシールドラグを天面に貼っておきます。冬は熱が逃げるのを防ぎ 夏は熱の侵入を防ぎます。要はクーラーバッグと同じ仕組みですが、今回は これをやりたかったがために ヘッドライナーの張り替えをすると言っても過言ではありません。
 
内装作業の難関である 窓ガラスを取り付けます。最初は 上下にヒモの切れ目を入れてしまったことで上と下で厚みができてしまい 窓枠に入らずに失敗しました。両サイドに切れ目を移したことで 上手くはめ込むことができました。細めのロープを使えば 厚みを気にする必要はないのですが ヒモを抜くときにかなりの力が必要になるのと 窓ゴムの内側を破損してしまいがちなので、個人的には トラロープが 滑りも良くてやりやすかったです。
 
FLAT4 カタログには 2種類のヘッドライナーがあります。左が前回取り寄せたハイクオリティをうたっているクロスで裏地もしっかり作り込まれています。今回の注文では そのHQクロスが [ お取り寄せ ] になっていたので右のクロスを購入しましたが、今思えば 到着まで待っても 時間的余裕はいくらでもあったな、、と反省しています。
 
ポップアウトウインドウ三角窓とのコンビネーションで 真夏以外は 快適になるのでオススメです。
 
最後は 前回レストアの時には どこに使うものか分からなかった 謎のL字型金具です。今回 調べてみると 取り付ける場所は ココで間違いないのですが、ボディ側には ステーや取り付け穴が見当たりません。もしかしたらカーペットに何か付いていたのかもしれませんが オリジナルの床材は20数年前に廃棄しています。どなたか取り付け方法をご存知の方がいれば教えてください。。(汗)
 

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