ステーを加工した結果 いい感じに隠れてくれました。今までオイルフィルターに被害が出たことはないのですが、これからも被害が出ないという保証はないので、転ばぬ先の杖 です。フェンダー内側のチッピングコートが剥がれかけているのは間違いなく飛び石や泥水の影響なので。
右フェンダー側には マフラーのタイコがあるため 取付けできないので、左側だけに取付ける アシンメトリー な バックシャン の仕上がりです (笑)。マッドフラップは2枚で1SETだったので、もう片方は予備としてストック。
ハート型レンズを押さえるバネ だけでなく バンパーステー も POR15 が塗布できておらずサビが進んでいたので、新設した マッドフラップステー と共に遮錆処理を施しておきます。この手のパーツは、ボディでも洗濯バサミでもいいので、まず固定する箇所だけを先に塗っておき、乾燥してから残りの箇所を塗るようにすると上手くいきます。
左リアフェンダーには2箇所 サビからくるヒビ割れがありました。右リアフェンダーは問題なしです。Type1 のフェンダーに限った話ではありませんが、1箇所でも リブ に損傷があると フニャフニャ になり強度が落ちます。 溶接して修復することで再び ガッチリと強固になります。
テールランプ ( 通称:ハートテール ) を 今回 取り外すまで忘れていましたが、2010年に日本一周した道中で ポジションランプが点かなくなったトラブルを路肩で応急処置した時の状態がそのまま残っていました(驚)。電球切れではなく 接触不良だったので、包帯 を巻き付けてギプスのようにしていたのです。どこで応急処置をしたのか思い出せなかったので、過去の画像を順を追って確認していったところ 北海道フォルダ で見つけました。13年後も変わらずランプは点いているので、このままでも問題はないとは思いますが、念のため 包帯以外の 何かしら丈夫なモノ で処置しておきます(笑)。
全体的なコンディションは悪くないのですが、ハート型レンズを押さえる針金状のパーツがひどくサビていました。そういえば前回レストアでは 軽く磨いてそのまま取り付けただけの気がします。。このような部品を紛失・破損すると面倒なことになりますので、今回はしっかりと遮錆処理を施しておきます。
テールライト反射板の パッキン が ボロボロ になっていました。これでは 水切りの効果はありませんし 何よりも ガラス素材の反射板が固定できておらず カタカタ していました。このまま放置すると いずれ振動によってガラスが割れてしまうでしょう。あと VW出荷証明書の M018 Large reflector in brake light ってなんぞや?といった質問スレッドが海外の VWフォーラム に掲載されていて議論されていましたが、これの事じゃないだろうか?
ブチルテープ を取り扱った事がある方はご存知のとおり、とても粘着質で水切り性能にも優れており このような箇所にはピッタリの素材です。実際、現行車のテールライトやヘッドランプには このブチルが多用されています。