![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/DSCF01621.jpg)
フレームアップとは、車体(BODY)と車台(SHASSIS)を分離する作業です。
現在の乗用車の多くは、フレームの役割をボディが担うようになっており、
モノコック構造を採用しているため、独立したフレームはなくなっています。
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![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/DSCF01691b-1.jpg)
![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/DSCF01641-2.jpg)
気になる点はいくつもありますが、とりわけボディ左側の下部にある
サイドメンバーと呼ばれる部分の腐食が酷いことがわかります。
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これは鉄鋼のL字アングルを井形に組んで作成した自作治具です。
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まずこの治具を車体の前後左右にそれぞれ溶接して固定しておきます。
![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/DSCF01851.jpg)
車体(BODY)と車台(CHASSIS)を留めるボルトの一本です。
これらを全て外せば、フレームアップする準備が整います。
![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/maxresdefaultimage.jpg)
(画像はイメージです)
完全に分解した車体であれば、これほどの人数は不要で
今回の作業でフレームアップに参加したのは4人でした。
限られた人数で作業していたため、写真はありません…
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予想通り、左側サイドメンバーはフレームアップ中に朽ち落ちてしまいました。
![](https://wolfsburg.sakuraweb.com/vw/wp-content/uploads/2019/12/DSCF01831.jpg)
井形の治具で支えておかないと、ボディに歪みが生じる可能性がありました。
ここまで朽ち果てたサイドメンバーでは再利用ができませんので移植決定です。