ガソリンタンクの復元

燃料コックの交換

タンク裏側にはフィルター機能付きの燃料コックが付いていますが、
腐食が酷くて使い物にならない状態でした。

パイプの内径も細かったため、汎用品のコックと交換しました。
燃料フィルターは、交換可能なタイプへと別途取り付けします。
大口径の燃料コックに合わせて8mm径の銅管も準備しました。
 


ガソリンタンク内部のサビ取り

洗浄液と同量の水またはお湯(つまり2倍に希釈)をガソリンタンクに注ぎます。

錆びたボルトやナットなどをタンクに入れてガラガラと振ることで、より効果的に内部の錆が除去できます。
そのまま約24時間ほど放置しますが、その間も、たまに揺り動かすなどして内部全体に洗浄液が浸かるようにしておきます。

洗浄液を水で洗い流した後に、防錆効果と塗料の密着性を高めるメタルレディ(下地処理剤)を注ぎ入れます。
そのまま約半日ほど浸した後は、タンクから排出して水で洗い流します。
タンク内部を完全に乾燥させてから次の工程に進みます。

シーラーは、ゆっくりとタンクを動かしながら内部全体にコーティングされるように注ぎます。

燃料コック周辺などに目詰まりをおこさないように薄く広く塗り広げるのがコツです。約30分後には乾燥がはじまり、数日放置で完全硬化すれば完了です。

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POR-15社のタンクリペアキットを使用しました。
今も昔も変わらずにレストア作業の強い味方です。

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